映像制作を指導する教員のための |
近年、メディアリテラシー教育への関心が高まり、その一環として体験的映像制作実習を取り入れる教育現場が増えています。 しかし、指導教員の方々はメディアリテラシーそのものの研究や学習は様々な手段で行なうことができますが、実習となると実際の制作現場に携わった経験者は少なく、的確な指導ができないといった声をよく聞きます。 こうした教員向け映像制作の指導には、大手放送局からスタッフを招き、講習会を行なうというケースが多いのですが、放送局の制作システムと教育現場の制作環境はあまりにも異なっている上に分業が徹底しているため、映像制作における一連の工程を的確に指導できる人材は極めてまれにしかいないと言わざるをえません。 テレビで放送されている番組の多くは、外部スタッフによって作られています。 これらのスタッフは、企画から完成までのプロセスに関わり、限られた機材や人材からよりよい作品を作り出す多くのノウハウを蓄積しています。 私どもは、こうした制作現場の経験が豊富で、なおかつ教育経験のある人材を講師として集め、映像制作やメディアリテラシーの授業を担当される教員向けに、短期集中の出張講座を行なっております。 |
モデルカリキュラム |
<1時限目>(90分) ●映像制作の基礎知識 ●映像制作のプロセス(フィクション・ノンフィクション) ●スタッフの役割 ●著作権の基礎知識 ●企画書の書き方、プレゼン方法 ●学生の制作した作品鑑賞 <2時限目>(90分) ●シナリオ(フィクション)の書き方。カット割り。絵コンテの書き方 ●シナリオ(ノンフィクション)の書き方 ●ロケハン、制作準備のポイント <3時限目>(90分) ●撮影技術の基礎知識 ●映像構成の練習方法 ●録音技術の基礎知識 <4時限目>(90分) ●スケジュールの作成。制作管理について ●撮影現場での作業の流れ。各スタッフの動き ●撮影現場での注意事項 <5時限目>(90分) ●編集技法の基礎。 ●ノンフィクション作品の編集用シナリオ。 ●ナレーション録音のポイント。 ●選曲。仕上げのポイント。 ●評価の方法。 |
講座風景 教材シナリオ 資料・教材映像の上映 (上記写真は他の講座のイメージです) |
●豊富な資料映像・教材映像を使いながらの講座となります。 ●モデルカリキュラムは1限90分の5回講座ですが、時間・回数は柔軟に対応します。また1日で行うこともできますし、2〜5日に分けて開講することもできます。 |
費 用 |
上記モデルカリキュラムを1日で行った場合で、20万円+出張経費となります。 ※出張経費は開催日数、場所をお聞きした上で御見積り申し上げます。 モデルカリキュラム以外ですと、ご希望をお聞きし、見積り申し上げます。 |
PDF資料はこちら |
受講生の皆さんが編集素材などで使用できる、著作権フリー ストックムービー素材のダウンロード販売もやっております。 |
お申し込み・お問い合わせ |
先ずは、Eメール、電話で、ご連絡下さい。 その際、人数、受講者の映像制作の経験度、受講の目的、希望日時などをお知らせ下さい。 適切な講座プログラムを組んだ上、お見積いたします。(見積は無料) 尚、講座開催場所につきましては、受講者側で用意していただくことが前提です。 出張範囲は当面、近畿、中部、中国、四国地方に限らせていただきます。 (その他の地域につきましては、可能な範囲で対応させていただきます) 講師とのスケジュール調整が必要なため、日程につきましてはご希望にそえかねる場合があります。 |
黒瀬映像演出事務所 E-mail amukoris(半角アットマーク)yahoo.co.jp |
出張映像制作講座のモデルケース 撮影 編集 企画・脚本 アナウンス |